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浮気調査コラム
【調査事例】ホテルに入る姿を確認。それでも「浮気ではありません」と報告しました|シンガポール・調査員1名・12時間・12万円
2026.09.08
【調査事例】ホテルに入る姿を確認。それでも「浮気ではありません」と報告しました|シンガポール・調査員1名・12時間・12万円
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シンガポールでお受けした調査です。調査員1名、12時間、費用は12万円。
そして、この案件で報告書に書いたのは「調査日に、不貞をうかがわせる行動は確認されませんでした」ということでした。浮気ではなかった、ということです。
それでも、この夜の記録は残しています。ご主人はマッサージ店に入り、そのあとホテルに入っていきました。その場面を見たうえで、私たちが「浮気ではありません」と報告した理由をご説明します。
この案件の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査エリア | シンガポール(日本人が集まる区域) |
| ご依頼者 | 妻 |
| 調査対象 | 夫 |
| 調査員の人数 | 1名 |
| 調査時間 | 12時間 |
| 費用 | 12万円 |
| 結果 | 不貞をうかがわせる行動は確認されず |
| そのあと | 奥様がご主人に労いの言葉をかけられ、以前より関係がよくなった |
ご相談のきっかけ
帰りが遅い。深夜になる日がある。朝帰りもあった。
ただ、奥様ご自身も「たぶん仕事関係だろう」と分かっておられました。お仕事の内容も、付き合いが多い立場であることも、ご存じでした。
それでも、心のどこかにモヤモヤが残る。
この「頭では分かっている。それでも気持ちが晴れない」という状態が、いちばん長く続きます。問い詰めるほどの根拠はない。かといって忘れられもしない。ご相談に来られる方の中で、この状態の方はとても多いです。
調査員1名・12時間・12万円という組み方
この案件は、他の事例と比べると桁がひとつ小さい規模です。理由をご説明します。
- 1日だけの調査にしました。「まず一度、見てみましょう」という組み方です
- 12時間。夕方から深夜までの時間帯だけを見ます。朝から張る必要がありませんでした
- 1名。移動が徒歩とタクシーで完結する範囲で、しかも日本人が集まる区域だったため、行き先の見当がつけやすい状況でした
海外の調査では、シラチャで4名、バンコクで5名、マレーシアで4名という体制を組んでいます。それらと比べると、この案件は最小の構成です。
お伝えしたいのは、最初から長期の契約を組む必要はないということです。「浮気調査は何十万もかかるものだ」と思って相談をためらわれる方がいますが、まず1日だけ、という選び方があります。
ただし正直に申し上げると、この規模のご契約には持ち越し保障がつきません。動きがなかった日を別の日に繰り越す制度は、一定の規模以上のご契約が対象になります。1日だけの調査は「その日を見る」という約束であって、証拠が出るまで続ける約束ではありません。そこはご納得のうえでお受けしています。
その夜、何が起きたか
調査当日は、たまたま上司との飲み会と重なりました。
- 一次会が終わり、二次会へ。さらに三次会へと続きました
- 深夜、ご主人は風俗店の看板が出ている建物に入っていきました
- 入った先は、その建物の中にある高級マッサージ店でした
- しばらくして出てくると、次に向かったのは近くのホテルでした
ここまで読まれて、多くの方が「決まりだ」と思われたはずです。深夜、風俗店の看板が出た建物、そしてホテル。
私たちの報告は違いました。
なぜ1名で、三次会まで追えたのか
「飲み会に紛れて追うのは難しいのでは」と思われるかもしれません。実際は逆で、集団での移動は、単独行動より追いやすい場面が多くあります。
- 複数人で歩くと移動が遅く、立ち止まる回数が増えます。距離を取っても見失いにくい
- 会話に気を取られているため、周囲への警戒が下がります
- 店を出入りするたびに時間がかかるので、こちらが位置を取り直せます
- 次にどこへ行くかを店先で相談することが多く、行き先が読める場面がある
難しくなるのはこの逆です。ひとりでタクシーに乗って移動する、車を運転している、決まった道を毎日通っている。そういう相手には人数と車が要ります(バンコクの事例では、運転手つきの車がそのまま壁になりました)。
この案件で1名で足りたのは、偶然ではなくその夜の対象者の動き方に合っていたからです。
「ホテルに入った」だけでは、証拠になりません
ご主人が入ったホテルには、ラウンジがありました。三次会の続きとして、そこで飲み直しておられたのです。
ホテルにあるのは客室だけではありません。レストラン、バー、ラウンジ、宴会場。とくに海外のホテルは、深夜まで人が集まる場所として日常的に使われます。
もし私たちが「ホテルに入った」という一行で報告書を閉じていたら、どうなっていたでしょうか。
| 報告の仕方 | 奥様が受け取るもの | その先 |
|---|---|---|
| 「ホテルに入るのを確認」で終える | 決定的な証拠 | 問い詰め、関係が壊れる |
| 入ったあと、誰と、どこで、どれだけの時間過ごしたかまで見る | 事実 | 安心し、関係が戻る |
別の事例で、「ホテルへの入りだけでは、一回分の証拠にならない」と書きました(シラチャの事例)。滞在時間と出てくる場面まで揃って、はじめて一回分になるという話です。
この案件は、その逆側の話です。入りだけを見て「黒だ」と決めることもできません。私たちが押さえるのは「入った」という事実ではなく、「入って、誰と、どこで、どれだけの時間、どう過ごしたか」です。
看板の見た目で判断しない
もうひとつ、この夜には判断を誤りやすい場面がありました。風俗店の看板が出ている建物に入っていったことです。
しかしご主人が入ったのは、その建物の中にある高級マッサージ店でした。性的なサービスを伴う店ではありません。
海外では、ひとつの建物にさまざまな業種が入っていることが珍しくありません。建物の性格と、その人が実際に行った先は、別のものです。
「あの建物に入った」という報告は、事実のように見えて、事実ではありません。入った先まで確かめなければ、それは報告ではなく推測です。
1日の調査で「していない」と証明することはできません
ここは正直に書きます。
この報告書に書けるのは、「調査を行った日に、不貞をうかがわせる行動は確認されなかった」ということだけです。
- 将来にわたって何もないことを保証するものではありません
- 調査をしていない日に何があったかは分かりません
- 「浮気していない」ことを証明したわけではありません
それでも、奥様にとっては十分でした。奥様が求めていたのは証明ではなく、モヤモヤの整理だったからです。
そのあと|奥様は、ご主人に労いの言葉をかけられました
報告書をお読みになった奥様は、安心されました。
そのあと、ご主人に労いの言葉をかけられたと伺っています。遅くまでの付き合いが続いていたこと、それが仕事の一部であったこと。疑っていた自分の側の気持ちも含めて、整理がついたのだと思います。
ご夫婦の関係は、調査の前よりよくなりました。
もし調査をせずに問い詰めていたら、どうなっていたでしょうか。「疑っているのか」という話になり、そこから元に戻すには時間がかかります。証拠がないまま疑いを口にすると、問題が「浮気があったかどうか」から「疑われたこと」に移ってしまいます。
「調べたら壊れてしまう」と思って相談をためらう方がいます。実際には、逆のことも起こります。
費用12万円について
これまでに公開している海外の事例と並べます。
| 事例 | 調査員 | 日数・時間 | 費用 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| シラチャ(タイ) | 4名 | 4日間+保障1日 | 120万円 | 初日にホテルへの入り |
| バンコク(タイ) | 5名 | 15日間 | 240万円 | 滞在先へ相手を呼んでいた事実 |
| マレーシア | 4名 | 10日間 | 160万円 | お相手の自宅への出入り(複数回) |
| シンガポール(本件) | 1名 | 12時間 | 12万円 | 確認されず |
桁がひとつ違います。1名で、1日だけ、12時間の調査だからです。
金額を決めているのは国ではありません。何人で、何日、何時間動くかです。そしてそれを決めるのは、ご相談の時点でどこまで分かっているかです。
この案件では、疑わしい時間帯が「夜」だと分かっていました。だから12時間で足りました。時間帯すら分からない場合は、まず生活の傾向をつかむところから始まるため、日数が要ります。
費用の考え方は 浮気調査の費用相場 に、時間と人数の関係は 浮気調査の料金相場 にまとめています。
同じ状況にある方へ
①「仕事だと分かっている。それでもモヤモヤする」は、調べていい理由です
確信があるから調べる、というものではありません。確信が持てないまま何年も過ごすことのほうが、負担が大きい場合があります。この案件のご依頼者も、頭では分かっておられました。
② まず1日から組めます
1名・12時間・12万円という規模で、実際にお受けしています。最初から長期の契約を結ばなくても構いません。1日見てみて、必要があればそこから続ける、という進め方ができます。
③ 疑わしい日や時間帯が絞れているなら、そこを伝えてください
「何曜日が遅い」「この時間帯だけ連絡がつかない」。それが分かっているだけで、費用は大きく変わります。逆に、何も分からない状態から始めると、傾向をつかむための日数が先に必要になります。
シロという結果について
調査事例として公開されているものの多くは、証拠が取れた案件です。取れなかった案件は表に出てきません。
しかし実際には、調べてみたら何もなかった、という結果は普通にあります。そして、その報告書にも意味があります。
私たちが気をつけているのは、「何かあった」と読める形に寄せないことです。ホテルに入った、深夜だった、風俗店の看板がある建物だった。並べれば黒く見えます。しかし見たものを見たとおりに書くのが調査です。
証拠が出なかった場合の考え方は 浮気の証拠がないときにできること にもまとめています。
タイ駐在の夫の浮気が、なぜ起きやすいのか。現場で見てきた4つの構造を タイ駐在の夫が浮気しやすい理由|現場から見た4つ にまとめました。日本人向けの店が点在していること、日本語が通じること、日本では起きなかった扱いを受けること、そして遊びで終わらない場合があることです。
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監修:山内 和也(探偵業務取扱責任者)/ファミリー調査事務所
東京都公安委員会 探偵業届出 第30210283号。探偵調査歴20年以上。国内外の潜入調査、信用に関する調査、男女間トラブルの解決に携わってきました。浮気・不倫調査では、証拠の収集から弁護士との連携、調査報告書の作成まで一貫して対応しています。