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コラム記事

2026.09.11

浮気を疑われているのは自分かもしれない|逆に調べられている側の話

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2026.09.11

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監修:山内 和也(探偵業務取扱責任者)/ファミリー調査事務所
東京都公安委員会 探偵業届出 第30210283号。探偵調査歴20年以上。国内外の潜入調査、信用に関する調査、男女間トラブルの解決に携わってきました。浮気・不倫調査では、証拠の収集から弁護士との連携、調査報告書の作成まで一貫して対応しています。

浮気をしていないのに、疑われている。何を言っても信じてもらえない。スマホを見せろと言われる。——この立場からのご相談も、実は少なくありません。

この記事は、疑っている側ではなく、疑われている側の方に向けて書いています。探偵として正直にお伝えしますが、気持ちのいい話ばかりではありません。

先に結論を書きます。疑いは、説明では晴れません。晴れるのは、事実が出たときだけです。

なぜ、言葉では晴れないのか

疑いを持っている側は、すでに「説明されること」を予想しています。だから、説明が返ってくること自体が、疑いを強めてしまいます。

私たちが調査でお会いする依頼者の多くは、すでに一度は本人に聞いています。そして、答えが返ってきたうえで、まだ納得できずに来られています。

ここを理解しておかないと、話せば話すほど苦しくなります。

実際に、「浮気ではありませんでした」と報告することがあります

当社の調査結果は、いつも黒とは限りません。

ホテルに入る姿が確認されたのに、調べた結果として「浮気ではありません」とご報告した案件もあります。調査事例に、そのケースを公開しています。

疑いを晴らせるのは、こういう形の事実だけです。言葉ではなく、行動の記録です。

浮気がなくても、疑いは生まれます

ご相談を受けていて多いのは、次のような場面です。どれも、浮気とは関係なく起こります。

起きたこと相手からはこう見える
仕事の時間帯が変わった帰りが遅くなった。理由を言わない
転職や異動があった付き合う人が変わった。話さなくなった
スマホを手放さなくなった見られたくないものがある
家での会話が減った気持ちが外に向いている
身だしなみを気にし始めた誰かに見せるためではないか
一人で出かけることが増えた行き先を言わない

どれも、それ自体は何も意味しません。ただ、いくつか重なると、相手の中では形になってしまいます。

ですから、疑われた側がまず考えるべきは「なぜ疑われたか」ではなく、「相手から自分がどう見えていたか」です。

やらないほうがいいこと

① スマホを見せて潔白を示す

その場は収まります。ただ、一度見せると、次も求められます。見せ続けても疑いは終わりません。見せなかった日が来たときに、そこが新しい疑いの根拠になります。

② 逆に相手を問い詰める

「なぜ信じてくれないのか」と返すと、話が二重になります。疑いの話が信頼の話にすり替わって、どちらも解決しません。

③ 見つけたものを、黙って外す・消す

車にGPSが付けられていた、位置情報の共有が設定されていた。こういうことは実際にあります。

そのとき、黙って外したり消したりしないでください。気づかれます。そして「隠した」と受け取られます。外すにしても、外すことを先に伝えるほうが、結果としてこじれません。

④ 証明しようとして、行動を制限する

飲み会を全部断る、連絡を毎時間入れる。続けられないことを始めると、やめた日に疑いが戻ります。一時的に楽になるぶん、あとが苦しくなります。

では、何ができるのか

できることは、多くありません。ただ、あります。

① 疑いの中身を、具体的に聞く

「疑っている」ではなく、「いつの、どの日のことか」を聞いてください。たいていは、特定の日が念頭にあります。その日のことなら、説明のしようがあります。

漠然とした疑いには答えようがありませんが、日付のある疑いには答えられます。

② その日の記録を、先に集めておく

交通系ICの履歴、レシートカードの明細これらは、疑いを晴らす側でも同じように使えます。

私たちが調査で日を絞るのに使う材料は、そのまま「その日はここにいた」を示す材料でもあります。

③ 変わったことがあるなら、先に話す

仕事の時間帯が変わった、担当が変わった、連絡の相手が増えた。あとから分かるより、先に話しておくほうが、はるかに軽く済みます。

隠していたわけではなくても、あとから出てくると「隠していた」ことになります。

尾行されているかもしれない、と感じたら

疑いが強くなると、実際に調べ始める方がいます。

見られているように感じる、車が同じ気がする、といった段階では、思い込みのこともあります。確かめ方と対処は浮気を疑われて尾行されているかもにまとめてありますので、そちらをご覧ください。

ご自身の行動を記録として残す調査(依頼者ご本人の行動調査)をお受けすることもあります。疑いを晴らす目的で使えるのは、この形です。

相手の側にも、理由があります

疑われている立場では受け入れにくい話かもしれませんが、書いておきます。

ここまで疑うということは、相手はかなり不安な状態にあります。私たちのところに来られる依頼者の多くは、確信があるから来るのではなく、確かめないと眠れないから来ます。

そして、調べた結果「浮気ではなかった」と分かって、関係が落ち着くケースも実際にあります。疑いを持ったまま何年も過ごすより、そのほうがお互いに軽いのだと思います。

もし相手が調査を考えているなら、止めないほうがよい場合もあります。

話すときに、避けたい言い方

避けたい言い換え
なぜ信じないんだどの日のことが引っかかっているか、教えてほしい
そんなことするわけがないその日は◯◯にいた。確かめられるものを出す
疑うなら勝手に調べればいい調べて納得できるなら、それでいい
もうこの話はやめよう今日は一度ここまでにして、また話したい
お前だって〜(相手の話に切り替えない)

右の言い方に共通しているのは、疑いを「争点」ではなく「作業」に変えていることです。感情の話にすると、終わりがありません。

費用の目安

ご本人の行動を記録として残す調査も、通常の行動調査と同じ料金体系です。

パック料金1時間あたり
20時間約40万円20,000円
50時間約100万円20,000円
80時間約160万円20,000円

必要な日数は、疑われている時間帯がはっきりしているかどうかで変わります。

よくある質問

Q. 疑われている側でも、探偵に相談できますか

できます。ご本人の行動を記録として残す調査をお受けしています。ただ、お話を伺ったうえで「調査ではなく、話し方を変えるほうが早いと思います」とお伝えすることもあります。

Q. スマホを見せろと言われ続けています

見せるかどうかはご本人の判断ですが、一度見せると次も求められる、という点だけは知っておいてください。そのうえで、見せると決めるなら、それも一つの選択です。

Q. GPSを付けられていました。違法ではないのですか

ご家族の車や持ち物に取り付ける行為をどう扱うかは、状況によって判断が分かれます。ここは弁護士の領域なので、当社が断定することは控えます。当社の顧問弁護士事務所をご紹介することはできます。

Q. 身に覚えがないのに、探偵に調べられているようです

気づいた時点で、こっそり何かをするのは避けてください。いちばん避けたいのは「隠した」と受け取られることです。詳しくは尾行されているかもしれないときをご覧ください。

Q. 疑いは、いつか自然に消えますか

消えることもありますが、放っておくと形を変えて残ることのほうが多いです。疑いが強いまま年単位で過ごすより、どこかで区切りをつけるほうが、お互いに楽になります。

まとめ

  • 疑いは説明では晴れません。晴れるのは、事実が出たときだけです
  • 当社は「浮気ではありませんでした」とご報告することが実際にあります
  • 浮気がなくても疑いは生まれます。仕事の時間帯、転職、スマホの扱い、会話の減り方
  • スマホを見せて示すのは、次を呼びます。見つけたものを黙って外すのは、隠したと受け取られます
  • できるのは、疑いの中身を日付で聞くことと、その日の記録を持っておくことです
  • 相手も不安な状態にあります。調べて落ち着くなら、そのほうが早いこともあります

どちらの立場でも、ご相談だけしていただいてかまいません。実際の調査事例では、費用・日数・調査員の人数まで公開しています。

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